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近畿大学:がんやエイズの原因となる「レトロウイルス」の働きを阻害する新しい仕組みを世界で初めて解明

2019年12月16日
 近畿大学医学部(大阪府大阪狭山市)免疫学教室 講師 博多義之、主任教授 宮澤正顯らを中心とする研究チームは、愛媛大学学術支援センター病態機能解析部門(愛媛県東温市)との共同研究において、APOBEC3(エイポベックスリー)※2という遺伝子が、がんやエイズの原因となる「レトロウイルス」の働きを阻害する新しい仕組みを世界で初めて解明しました。本研究により、副作用の少ない抗レトロウイルス薬の開発が期待されます。
本件に関する論文が、令和元年(2019年)12月13日(金)4:00(日本時間)、ウイルス学関連の最高峰誌 “PLOS Pathologens”に掲載されました。

 1. 本件のポイント
●マウスAPOBEC3分子が、マウスレトロウイルスの増殖を抑制する天然の「ウイルスプロテアーゼ※3阻害分子」であることを発見
●DNAの変異誘導に依存しないマウスAPOBEC3の、抗ウイルス作用における新たな機序を解明[MR1]
●がんやエイズなどの発症を抑制する新しい抗レトロウイルス薬開発の基盤が築かれると期待される



 がんやエイズの原因となる「レトロウイルス」の働きを阻害する仕組みの解明で、副作用の少ない抗レトロウイルス薬の開発に期待しています。

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