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“日本の海底レアアース”でLED 東大などが成功
2017年11月29日
南鳥島沖の海底で採取したレアアースを使って、LED照明を作ることに東京大学などの研究グループが成功しました。海底のレアアースを実際に採取して製品にしたのは、初めてだということで、研究グループでは、2020年の東京オリンピック・パラリンピックの会場で活用してもらい、日本の海底資源の可能性をアピールしたいとしています。
日本の排他的経済水域内にある南鳥島沖の海底では、5年前大量のレアアースを含む泥が見つかり調査のための採取が行われてきました。
東京大学の加藤泰浩教授らの研究グループはこれらの採取した泥からレアアースの「イットリウム」と「セリウム」を取り出して精製し白色LEDを作ることに成功しました。加藤教授によりますと、レアアースなどの海底資源を実際に採取し、製品として使えることを示したのは初めてだということです。
日本の排他的経済水域内にある南鳥島沖の海底では、5年前大量のレアアースを含む泥が見つかり調査のための採取が行われてきました。
東京大学の加藤泰浩教授らの研究グループはこれらの採取した泥からレアアースの「イットリウム」と「セリウム」を取り出して精製し白色LEDを作ることに成功しました。加藤教授によりますと、レアアースなどの海底資源を実際に採取し、製品として使えることを示したのは初めてだということです。
200年分の燃料が出たそうです。現在も地中深くから掘り出しているとのこと。
海底から取り出すことで将来の環境を考えれば、活用できる資源があったほうが良いですね。
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