自由価格本

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こんばんわ。くまぜみです。

 

そういえば今日ひさびさに晴れましたね。

 

書籍って、すっごいたくさん返本してるんですね。
仕組みがいけないんです。書店は、どれだけ返本しても負担は0。
出版社が買い取ってくれるそうです。だったら、書店は、多めに仕入れちゃいますよね。
出版社にとっても、返本の負担が大きく、見直しが始まりました。

返本の費用を書店も負担しよう。

これだけじゃ、書店は当然反対しますよね。

そこで、書店の利益率を高くするそうです。

うん。実に合理的。書店は、市場を把握し、適切な仕入れを行うようになりますよね。エコですし。
消費者にとっては、売り切れに遭遇することが増えるかもしれませんね。

返本をさらに有効に利用しようと始まったのが、「BookOff」が行っている自由価格本です。
その名のとおり、自由に価格を決めた本です。

売れ残った新書を定価より安く販売してます。
スーパーの見切り品のような感じでしょうか。書籍もいよいよ価格競争ですね。

さらに、いままでは、比較的小さな出版社のみしか行っていなかった「自由価格本」も、
大手出版社も参入する可能性がでてきました。

Bookoffへ大手出版社(講談社、小学館、集栄社)の株主になったそうです。

大手も参入すると、自由価格本」が一気にひろまりそうです。