ついに発見!本当にあった名古屋から近すぎる幻の海水浴場!車で30分+α!

ついに発見!本当にあった名古屋から近すぎる幻の海水浴場!車で30分+α!

皆さんこんばんわ。こんばんわ。

 

今こっちは8月です。暑いです。まさに海水浴の季節になりました。

わたしが住む、愛知県の名古屋市から泳げる海へいくには「福井の水晶浜」「知多半島」「伊勢」「西尾市」の4択といったところです。

ですが土曜日曜ともなれば、どこの海も人で溢れかえっています。

わたしが昔、「知多半島」へ海水浴に行ったときには、大渋滞の末ようやく着いたはいいけど、駐車場が無く車を停められないため、あきらめて帰ろうとすると、そのまま海からの帰宅ラッシュに巻き込まれたなんてこともありました。

「福井の水晶浜」は意外と空いていていいんですけど「高速増殖原型炉もんじゅ」を見ながらの遊泳となるため、あまり気持ちのいいものではありません。

名古屋から遠いですし。車で片道3時間くらいでしょうか。

 

そんな海に行きたくなるような暑さの中、あるネタをつかんだと言う友人から、極秘情報を聞きだしました。

友人「名古屋のすぐ近くに海水浴場があるんだわ!

自分「んなわけないでしょ・・・」

友人「しかもガラガラでほぼ貸切!

自分「どこにあんのさ・・・?」

友人「ここだってば」

 

  

 

自分「うそつくなよ・・・。そこは工場地帯だし」

友人「ほんとだって!」

自分「行ったことあるの?」

友人「無いけど・・・。友達の姉ちゃんが昔行ったことあるって言ってから間違いない!」

自分「・・・」

 

そんなやりとりがあり、不信感満載でしたがちょっと気になったので取りあえず行ってみようかと思い、行き方をしらべてみました。

しかし、GoogleMapでいくら調べてみても、目的地までの道が無く、行くことができないと思われます。

「やっぱりガセネタか・・・」

 

と思い諦めかけたとき、GoogleMapの衛星写真をみてビックリ!

 

 

「あ・・・るだと・・・?砂浜が・・・?」

 

幻の海水浴場をどうしても確かめたくなり、遠征部隊を組織し、急遽現地へ向かうこととなりました。

 

 

川口ヒロシ探検隊ここに結成!

 ・プロジェクト名「名古屋から近すぎる海水浴場を求める旅」

 ・メンバー総勢3名(隊長1名、幼児2名)

 ・総資金800円(嫁協賛 昼食費込み)

 

周囲の反対はそれなりにあった。

「何考えてるの!?」

「バカなの!?」

「こんな炎天下に熱中症になるよ!?」

「どうしても行きたいんなら一人で行ったら!?」

危険な旅になることは分かっている。だけど行かなきゃならないときもあるんだ。それが俺達「川口ヒロシ」探検隊!

 

話し合いの結果、今回の旅のルートは下記となった。

①自家用自動車を使用し、第一中継地まで移動する。

②第一中継地で移動手段をチャーターし、目的地まで移動する。

 ※ゴルフコースがあるため、目的地まで車で行くことはできないが、

  現地でチャーターする移動手段があれば、行くことが可能であるようだ

 

注意点

 ・第一中継所から目的地までの総移動距離は8000mを超えると考えられるため、

  各自万全の準備をすること。

 ・35度を超える炎天下のため熱中症ため、各自万全の準備をすること。

移動手段を確保し、移動を開始する。
2台×200円

 

 

今回は長い旅になりそうだ。

 

 

 空は青い。

 

 はたしてこの道の向こうにまっているものは・・・。

 

用水路?無数のカニが歩き回っている。この過酷な旅のなか心休まる数少ない場面。カニ道楽が思い浮かぶ。

塀の向こうは海のようだ。

 

 堀の向こうに見えるのは長島スパーランドだろうか。

 

と、旅気分をまんきつしていたがのんびりもしていられない事態になった。

大幅に予定が遅れているのだ。

なんと、隊員の一人が今回の移動手段に乗ったことがないため、非常に移動速度が遅く、歩いたほうが早いくらいだった。

今回のコースの4分の1まで進んできたのが1時間もかかっているため、単純に見積もって、あと3時間はかかる。

移動手段のチャーター料金は2時間制限だ。

それを超える場合、追加料金が加算される。 

今回の旅の難しさを思い知らさせることになる。

 

いや。そんなことよりも命にかかわる水分が残り少なくなってきている。

万全をきっしてペットボトルを4本持ってきたのだが、この時点で残り2本になってしまった。

今回の旅のコースは陸の孤島と言っていいほど、周囲に何も無く人もいない。

下手に奥までいき、水分が尽きたとき、誰にも助けを求めることができない。

自分ひとりなら何とでもなるが、隊員2名がいるためムチャもできない。

目的地まで行くか。それとも引き返すか。判断に迷うところである。

 

ただ移動手段をチャーターしたおじさんの話によると、コースの中間地点に休憩所があり、そこに自動販売機があるとのこと。

「そこまでいけば何とかかるか・・・」

そう判断し、第2中継地点を目指す。 

 

見えた!第2中継地!もう少し!

 

 

自動販売機あった!


うまい!

自動販売機が無かったら本当に危険でしたが・・・。

 

さあ気を取り直して進もう!海も見えてきた!

 

 

いやはや気持ちのいい青!

ん?

ちょっとまて!あ、あれは! 

 

 

 

本当にあった!名古屋から近すぎる幻の海水浴場! 

 

ついに!ついに見つけた!

川口ヒロシ探検隊初の快挙!「名古屋から近すぎる幻の海水浴場」を発見!

 

 

けど、この堀どうやってわたって行くんだ・・・?

 

あれなのか・・・? 

 

わたし達が悩む目の前で、ぶっとばすおにーさん。 

 

 

隊員の体力も危険ゾーンに達しているため、わたし達は今回、幻の海水浴場へ行くのを断念した。 

くぅ。次こそは!

 

 さあ早く帰ろう。

 

幻の海水浴場へは行けなかったがきれいな海。

名古屋からすぐの場所に、こんなところがあっただなんて。

 

 少し進むと名古屋港っぽくなってきた。

 

貴重な日陰。 

 

 北海道を思い出す。

 

 あと少しだ!

 

 ようやく帰還。

 

今回の旅の予定時間は2時間だったが4時間もかかってしまった。

移動手段をチャーターした店は営業時間も終わっており、おじさんはわたし達の帰りを待っていた。

しかし、おどろいたことに移動手段の追加料金はかからなかった。

 

 

今回の旅で、名古屋から近すぎる幻の海水浴場が存在していることは確認できた。

ただ、陸路で行くには難易度が高いと思われる。

名古屋から近すぎる幻の海水浴場は、クルーザーを所持しているセレブ達のプライベートビーチなのかもしれない。 

なるほどと言われるのも納得。