W杯効果

NO IMAGE

日本が敗退して、過熱感が落ち着いた感のあるサッカーW杯ですが
いよいよ残すところ後2試合になりました。

そんなW杯による経済効果は世界中でかなり大きなものになっています。
世界有数の危険地域であり、普段あまり観光客がいかない南アフリカに
世界中の選手やサポーターが行く事による、渡航費や滞在費はもちろん
開催するための会場設営費やインフラ整備費等で多額の資金が使われています。

そして、開催機関であるFIFAの収入としては、テレビ放映権料、
スポンサー料、入場料収入等があり、年棒数十億というスター選手を
年棒を支払うことなく使用できるFIFAの利益は毎回かなりの額になっています。
(各国のサッカー協会に賞金という形で順位に応じて数億~数十億支払っていますが)

その他にも、グッズ売り上げや活躍した選手が所属クラブを移籍する
ことによる移籍金の発生、テレビやHDプレイヤーも売れたりと様々な
経済効果が発生しています。

しかし、+面の経済効果だけでなく-面もあるようです。
試合を観戦するために、仕事を休んだり深夜のTV中継を見るために睡眠不足となり
翌日の生産性が落ちたりといった事が現実に発生しているそうです。

世界規模で見た場合、悪い面もありますが少なくともFIFAにとっては、
かなりの利益を得ることができるイベントなので、よっぽどのことが限り
開催中止になることはないでしょう。

FIFAや各国のサッカー協会が得た利益をいい形で還元してくれることを
期待しています。