【白熱教室】日本におけるリーダシップとは

NO IMAGE

こんにちは。くまぜみです。

先週の放送になりますが、見逃し再放送で見ました。

「【白熱教室】日本におけるリーダシップとは」

明治大学の小笠原教授による講義です。
学生とのコミュニケーションが盛んで活気あふれ授業でした。

いろいろありますが、個人的に覚えておきたい3点です。
※あくまでも個人的な感想です。

1.権威とコントロール
  ・権力(力) = 権威 + コントロール
  ・日本は、権威とコントロールを分離している。
  ・欧米では、権力が無いリーダーは、リーダーといえない。日本はリーダー不在といえる。
  ・日産のカルロス・ゴーン氏のようなリーダーは日本にはいない。
  ・日本は役割がかわることが受け入れられない

2.制度と運用
  ・欧米では制度を優先する
  ・日本では運用を優先する
  ・日本のトップが欧米に比べて他社へ異動することが少ないのは、特定の組織の
   中で築いてきた運用スキルは、他社では役にたたない。日本は組織全体で力を発揮
   する。

3.意思決定と実行
  ・欧米は意思決定が速く、実行が遅い
  ・日本は意思決定が遅く、実行が速い
  ・確定度の高い事項は欧米が、低い事項は日本が有利(力を発揮する)

4回の講義が体系的であり、情報提供と問題の投げかけがたくさんありました。

日本の謙虚さ、奥ゆかしさが現在の世界的な競争社会においては
マイナス面として作用しているように思います。

「ナンバーワンにならなくていい、オンリーワン」
競争に勝ちたいなら、この言葉を美しいと感じていてはいけないのかなと。

今でこそ法整備され行わなくなりましたが、日本も昔は、
他国が発明したものを模倣していました。
現在は、他国を批判しています。

ハングリーにナンバーワンを目指す姿勢が必要かと感じました。