Google、うるう秒を「時の進みを0.0014%低速化」して対応

もうすぐ2016年も終わりですね。
今年は、2017年を迎えると同時(日本時間では2017年1月1日8時59分60秒)に、
「うるう秒」が挿入されます。
うるう秒は、挿入が必要な年の6月30日、もしくは12月31日に実施されることが決まっているもので、前回は、2015年6月30日に実施されています。
うるう秒では、1分間の秒数が61秒になることで、システムが予期しない動作をする恐れもあります。
そんなうるう秒ですが、GoogleではUTCの2016年12月31日14時ちょうどから2017年1月1日10時ちょうどまでの20時間、同社の公開NTPサーバを0.0014%低速化させて調整し、うるう秒挿入を避けるとのことです。
この間、Google以外のNTPサービスを利用しているサービスとGoogleのサービスでは時間的なズレが生じることになり、サービスによっては注意が必要です。
詳細なスケジュールは、Googleのウェブサイトに記載されているとのこと。
普段はあまり気にしない世界の話ですが、このようなことがシステムの安定稼働に貢献しているのですね。
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