WindowsでApache をビルドしてみよう。

NO IMAGE

開発者で Apache を使われる方はそこそこいると思っていますが、
自分でコンパイルする人はあまりいないと思います。
なんでコンパイルなんて面倒なことをするのか?
「そこにソースがあるから」
と答えたい様な気もしますが、
実際には興味だったりします。
というわけで、Windowsにおける Apache のビルド方法を複数回にて紹介します。
今回は1回目ということで環境を構築
必要なものは以下の通り
・Windows
・Visual C++2005 Express Edition
・Platform SDK
・ActivePerl 5.8.8
・gawk
Windows は言うまでも無くという感じですよね?
次に Visual C++ Express Edition ですが、
現在は2008も出ていますが、2005を使ってみました。
2008ではビルドの確認をしていません。
まずはMicrosoft のサイトから Visual C++2005 Express Edition を
ダウンロードして来てインストール。
その後は同様にMicrosoft の Platform SDK をダウンロードしてきてインストールします。
VC++ に比べると見つけづらい気もします。
その時は PSDK で検索すれば見つけやすいかと思います。
私は PSDK-x86.exe を選びましたが、
環境に合わせたものをインストールしてください。
その後は、パスの設定をします。
VC++ をインストールするとデフォルトでは
“C:\Program Files\Microsoft Visual Studio 8\VC”
にファイルが作られていると思います。
環境変数の設定で PATH, LIB, INCLUDE をそれぞれ設定します。
上の例だと
PATH に C:\Program Files\Microsoft Visual Studio 8\VC\bin を追加
LIB に C:\Program Files\Microsoft Visual Studio 8\VC\lib を追加
INCLUDE に C:\Program Files\Microsoft Visual Studio 8\VC\include を設定します。
LIB や INCLUDE は無ければ新規作成してください。
同様に Platform SDK の パスも設定します。
インストールした場所が C:\Program Files\Microsoft Platform SDK だとすると
path に C:\Program Files\Microsoft Platform SDK\Bin
LIB に C:\Program Files\Microsoft Platform SDK\Lib
INCLUDE に C:\Program Files\Microsoft Platform SDK\Include
を設定します。
とりあえず今日はここまで。