速読ならぬ早読のススメ

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こんにちは、kinokoです。

 

皆さんは、「速読」ってご存知ですか?

たま~にTVなどで単行本などをバーッと流し読み(?)している映像を見ますが、あれは相当な訓練を積まないと難しいのではないかと個人的には思います。

 

あれは本当の意味での速読ですが、そこまでではないにしろ私は、一般的な小説の単行本版でしたら、3時間もあれば、ハウツー本的なものでしたら、30分程度で粗方の内容を理解することが出来ます。

 

そのコツをご紹介。

ただし、私自身、いつの間にか身についていた能力ですので、あくまで参考程度に小耳に挟んでおく程度でお願いします(笑)

 

1.音読しない

これは、速読についての本にも書かれているそうですが、

人間は無意識のうちに目で見た言葉を音読する癖があるそうです。

音読すると、少なからず感情が入ってきてしまうので脳で余計な変換がかかってしまいます。

これは速読的にはヨクナイです。

私は、基本的に本を斜め読みするので音読も何も無いのですが、

言うなれば文字を文字のまま読むことが大切です。

 

 

2.(1度目は)理解しない。考えない。

本を読んでると、

「これってどういう意味だろう?」とか

「この言葉の背景には何があるんだろう」とか

「これは伏線なんだろうなぁ」

といった思いが出てくるかと思いますが、

それは一回目は無視して一回目はただただ概略をつかむことだけに専念しましょう。

気になったところは、二回目以降にそこに注意して読めばいいのです。

注意して読むことで新しい発見があるかも知れませんしね。

 

一回目に隅から隅まで読んでしまうと、それきりになってしまいます。それはせっかく買った本に申し訳ないですし、新しい気づきは二度と得ることができなくなってしまいますよ。

 

話は変わりますが、私には甥・姪がおり、たまに絵本を一緒に読んだりします。

まだ幼稚園生なので絵本を読んでも理解するのには時間がかかるため、何度も何度も読むことで理解を深めます。何度も読まされる私的には、なかなか辛いものがあるのですが、一緒に何度も読む(読まされる(笑))ことで、一度目では気付かなかったことにも気づくことが出来るのです。

 

それを

「大人になったから」

「時間がないから」

といってやめてしまっては勿体無いと思いませんか?

 

 

3.まとめて読む努力をする。

私は、小説の場合、3行くらいをまとめて読みます。

ハウツー本でしたら殆どの場合、大見出しがあるのでそこだけ読んで(見て)終わりということもあります。

かなり文字数の少ないページでしたら、ページ単位で読みます。

 

理解しようとしてない(笑)ので、それくらいの範囲をまとめて読むことが可能です。

先程も言いましたが、理解は2回目以降でします。1回目は概略をつかむだけです。

でも、最低でも概略をつかまなければ意味が無いので、それが出来るギリギリの範囲を一度で読む努力をしてみてください。

きっと読むスピードは上がるはずです。

 

最後に。

小説を読むと眠くなるって人は、最初はマンガでもいいので出来る限り早く読む努力をすることをおすすめします。

だんだん早く読めるようになって来る頃には、きっと、本を読むことが楽しくなってくることと思います。

そうなりだしたら、占めたもの。さぁ、小説の世界へ飛び込んでみましょう。