売れないECサイトから学ぶ7つの共通点

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売れないECサイトを改善するとき「なぜ売れない」と考えるのではなく「なぜECサイトを知らない」「なぜ興味が無い」「なぜ商品を見ない」と、分解したほうが具体的な改善法を考えやすくなります。

知られていないことが問題なら、ECサイトのアクセスアップを行い、商品に興味を持たれないことが問題なら、興味を持たれるキャッチコピーや写真をECサイトに載せるなど、分解すれば対策が立てやすいです。

このように売れない理由を分解するとき、役に立つのが「マインドフロー」です。
佐藤義典氏が提唱

マインドフローとは、商品を買うときのお客さんの心の流れです。
  認知→興味→行動→比較→購買→利用→愛情

最初は知ってもらう(認知)ことから始まり、最後にはリピーター(愛情)になってくれることを目指します。

マインドフローにそって、売れないECサイトの作り方を学んでみましょう。

1.存在を知らせない(認知)

お客さんにECサイトの存在知らせなければ、売れないECサイトは簡単に作れます。
SEO対策、ソーシャルネット対応、プレスリリース、WEB広告など行わず、ECサイトを宣伝しなければいいのです。

広告を出すにしても、ECサイトのターゲットに合わない媒体で宣伝します。
例えば、若い女性向けのファッションサイトなら、新聞のチラシで宣伝すれば完璧です!

とにかくお客さんの目に止まらないよう心がけます。

2.興味を持たせない(興味)

お客さんがECサイトに興味を持たないようにすれば、売れないECサイトは簡単に作れます。
分かりにくいキャッチコピーやニーズにマッチしない喚起広告を出せばいいのです。

例えば、豆腐を売っているのであれば「純白の情熱」といった分かりにくいキャッチコピーや「硬い豆腐はじめました」といったニーズにマッチしない喚起広告を出します。

とにかくお客さんのニーズにマッチしないよう心がけます。

3.使わせない(行動)

お客さんがECサイトを利用したくないと思わせれば、売れないECサイトは簡単に作れます。
文字を極小にしたり、リンク先が工事中だったり、商品ページになかなかたどり着かなかったり、ヘルプページが無かったりすることで、「使いたくない」と思わせることです。

例えば、高齢者向けの商品を売っているのであれば、リンクメニューに英語を使い、文字を固定9pxにします。
また、お客さんから質問されないように、電話番号やメールアドレスを書かなければ完璧です。

とにかくお客さんにECサイトを使わせないことです。

4.他のECサイトに負ける(比較)

お客さんが他のECサイトのほうが良いと思えば、売れないECサイトは簡単に作れます。
他のECサイトより、価値が低い商品を置いたり、価格を高くすればいいのです。
また、商品の写真を載せなかったり、商品説明を無くしたり、商品の魅力を伝えないのも有効な方法です。

例えば、家具を売っているのであれば、寸法を書かなければ完璧です。

とにかくお客さんに他のECサイトのほうが良いと思ってもらうことです。

5.買わせない(購入)

お客さんがECサイトで買おうと思ったとき、買いたくない理由があれば、売れないECサイトは簡単に作れます。
支払方法を銀行振り込みだけにしたり、個人情報の入力フォームを複雑にしたり、SSLの警告が出るようにしたり、在庫切れだったり、発送に時間をかければいいのです。

とにかくお客さんに買うのが面倒くさいと思わせることです。

6.買っても使えない(使用)

お客さんがECサイトで買った後、その商品が使われなければ、売れないECサイトは簡単に作れます。
使い方が難しかったり、食材であれば料理のしかたが分からなかったりすればいいのです。

とにかくお客さんに商品を使わせないことです。

7.不満になる(愛情)

お客さんが「また、あそこのECサイトで買いたい」と思わなければ、売れないECサイトは簡単に作れます。
商品が不味かったり、使えなかったり、面白くなかったりすればいいのです。

そうすれば、二度とECサイトは使われないでしょう。
それどころか、悪いうわさをクチコミでで流してくれます。

とにかくお客さんに「二度とあのECサイトで買いたくない」と思わせることです。

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参考図書



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