特許庁のシステム開発失敗で55億円の損失

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枝野幸男経済産業大臣が特許庁のシステム開発の中止を表明したそうです。
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20121204/441882/?ST=system&P=1
5年がかりの開発で、多いときには1300人もの人達がプロジェクトを進めていたそうです。
けど、イロイロなことがあってうまくいかずにプロジェクトが破綻してしまいます。
つもりに積もった開発費は55億円。
そんな記事の中に書いてあったプロジェクト失敗の要因が面白いので紹介します。
 ・一番重要な中心メンバーが途中で異動
 ・プロジェクトの分割発注(設計と開発以降の工程を分離)
 ・一番技術力は低いが、一番安い会社に発注
 ・大幅な要件変更
 ・人だけは沢山集める(一人の机スペースがノートPCが1台置けるくらい)
 ・ルールを決めてないから、人によって成果物のクオリティが違う
 ・汚職(利益供与)
 ・ボロボロの状態でも開発中止を判断するプロセスが無い
巻き込まれた開発者の人達は、存在しない出口を探して這い回る地獄の日々だったのかな・・・。
あーめん。