VMWare ESXi 5.1のcron設定

久し振りに仮想サーバ(VMWare ESXi 5.1)のcron設定を行ったら
注意事項を覚えておらず、はまってしまったので備忘録。
VMWare ESXi 5.1にはcrontabがないので、
/var/spool/cron/crontabs/rootを直接編集
しかし、/var/spool/cron/crontabs/rootはパーミッションで書き込みの権限を
設定しても、書き込みを行えない。
そのため、デフォルトで設定されている内容を控えておいて、
一度、元ファイルを削除し新規ファイルとしてデフォルト設定と
追加したい設定を記述して保存する必要がある
設定追加後にcronのデーモンを再起動
/bin/kill $(cat /var/run/crond.pid)
/bin/crond
これでcron設定は完了。
けれども、このままだと再起動時にcronの設定内容がデフォルトのみに
戻ってしまうので、/etc/rc.local.d/local.shに以下を記述して
再起動時にcronを再設定するようにする必要がある
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cat<>/var/spool/cron/crontabs/root
0 0 * * 0 /vmfs/volumes/backup/vmbackup.sh
_EOF_
/bin/kill $(cat /var/run/crond.pid)
/bin/crond
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VMWare ESXiはゲストOSのイメージ保存領域以外、再起動時に初期状態に
戻る為、設定ミスをしてしまった場合等は再起動することで戻すことができる反面
恒久的に必要な設定を行う場合は、考慮が必要です。