読んだ本を要約してみる
- 2010.07.12
- 社員の日常

最近、図書館で本を借りることが多くなりました。
借りる本は、育児か仕事関係が大半です。
育児の本は、3児の子を持つ親として、特に興味のある分野です。
仕事の本は、業務に直接関係のあるプログラミングやシステム構築の本を好んで読んでいましたが、最近は「考える」をテーマにした本をよく読むようになりました。
10年後・20年後の将来を考えると、いかに陳腐化しにくい技術を見に付けることができるか。
これが、社会人として生き残っていくには重要だと思っているからです。
プログラミングなどは、新しい技術の登場によって陳腐化しやすいものだと思います。
ましてや20年後、システム開発の仕事自体、無くなっているかもしれません。
しかし「考える」という行為は、人間の活動の根本でもあるため、無くなることはないでしょう。
その中でも、「ロジカルシンキング」や「フレームワーク」といった最近流行の手法を学ぶのではなく、「考える」ことの原理を知りたいと思っています。
それは、「フレームワーク」などの手法がプログラミング同様、新しい手法の登場によりいつかは陳腐化してしまうリスクがあるからです。
ですが、原理は陳腐化しにくいのではないかと思っています。
何ごとも原理があってはじめて手法が生み出される、また、原理を知ることでそれら「フレームワーク」を応用し、使いこなすことにも繋がると考えられるからです。
三十路になって、ようやく「考える」ことを考えるてるのか言われそうですが、今まで何も考えていなかった人生なので。
許してください。
社会人になるまで、本を読むことはほとんど無かったので、読む速度は小学生並ですが、それなりに読書も楽しいものだと感じています。
ただ問題が1つあり、それは本を読んで少し時間が経つと、本の内容を覚えていないことです。
そんな話を弊社の吉田社長にしてみると、
「本を読み終わったあとに、内容を要約して書いてみるといい。」
「そしたら忘れにくいんじゃない?」
と言っていました。
それを聞き、1日後・1週間後・1ヶ月後と、復習するタイミングを次第に開けていく方が記憶の定着率が高いことを利用した「スペースド・リハーサル」という記憶法があるのを思い出しました。
なるほどなるほど。
ということは、
①本を読んで、
②要約して(1週間後)、
③要約を読み直す(1ヶ月後)。
を1ヶ月サイクルでやればいいのか。
今後は本の要約と感想をブログに書いていきたいと思っております。
おわり
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